2012年8月24日金曜日

感情

「8歳までに経験しておきたい科学/J.D.ハーレン・M.S.リプキン」という本があります。子どもたちと科学というものを考える時に何度も読み返している本です。

内容はなかなか難しく直ぐには理解できませんが、参考になる所もいくつかあるのでまだまだ読み込んでいきたいと思っています。

その中の言葉を少し紹介します。

「好奇心とは定義によれば、何かを学びたいと思ったり、何かを知りたいと思う欲求のことです。好奇心を感情によって引き起こされた活動と捉えています。好奇心は思考を促し、行動を引き出すのです」

「感情(emotion)という言葉は、(気持ちを)"かきたてる"とか"外へ向く"という意味の言葉に由来しています」

「思考や感情は、普通一緒に働きます。しかし、とても強い感情が起きると、なぜそうなるのか意識的に分からないうちに、行為が行われることもあります。感情は私たちの生活にとても重要なものです。私たちを導く感情なしには、決定することも計画することもでいないだろう。感情は私たちが生き延びていけるように進化してきたのである」

少し難しい表現ではあるのですが、「感情」というものの大切さを表している文章です。

「なにこれ!すごい!」、という感情や言葉では表せない感情から「こやってみたらどうかな?」、「ここはどうなっているんだろう?」、「もっと知りたい、もっと見てみたい」という好奇心につながっていくんですね。

この感情は科学だけではなく、子どもたちと関わる上でもとっても大切になるものだと思っています。

まだまだ分からないことばかりですが、感情というものについて意識していきます。

2012年8月14日火曜日

えかったな〜

映画「おおかみこどもの雨と雪」を観てきました。

「時をかける少女」、「サマーウォーズ」の監督でもある細田守さんの作品です。「時をかける少女」、「サマーウォーズ」もおもしろかったので、今回の作品も気になっていました。

一人で観ていたらずっと泣きっぱなしだっただろうなと思います。

右も左も分からないのに、とにかく笑顔で全力で前に進んでいこうとする母の姿。

子どもたちのためにひたすらに頑張る母の姿。

僕の中でのこの映画の中心はずっと「母の愛」でした。

それを包む周りの人達の描かれ方にもぐっときました。

もちろん、おおかみこどもの葛藤というのも話の中では大切なテーマになっているのですが、終始、僕の中では「母」がテーマなんですよね。

うん。

お母さんの声は宮﨑あおいさんが担当されていましたが、もう抜群ですね。たまりません。

なんて、観てない方には全く伝わりませんよね。

素敵な映画です。機会がある方は、ぜひ!!




2012年8月13日月曜日

ロンドンオリンピック

ロンドンオリンピックもそろそろ閉幕です。

人生のうちでまだ数回しか見れていないオリンピックですが、今回のオリンピックは今までで一番見続けたものになりました。

バレーや柔道、卓球に陸上、サッカーやレスリング、水泳に体操といろいろな種目を見ました。

ひたすらに一人で感動したりしていました。

その中でもメダルを取った選手、そうでなかった選手がいたわけですが、ほとんどの選手のみなさんが共通して、「支えてくださったみなさんのおかげでここまでこれました」というようなことを言われていました。

この言葉を本当に多くの選手から聞きました。この言葉にきっと嘘はないんだと思います。

だからこそ、選手のみなさんは周りの人に感謝をされているんだと思います。

そして、僕は「支えてくださったみなさんのおかげです」と言える選手のみなさんに感動しました。

まず、なによりもこの言葉はじめにでてくるってすごいと思うんです。

なんか、もうそれだけで金メダルですよ(よく、分かりませんが笑)。

「おれ、よくやった〜ここまでがんばった〜」って思ってもいいんです。いや、むしろ思うべきなんです。

でも、きっとこの言葉を言っている人の頭の中では、試合が終わった瞬間にお世話になった、あの人やあの人やあの方.......の顔が浮かんでいるんだろうな〜と思うと、人っていいな〜って。

ここに嘘はないから、スポーツって感動するのかな?選手の言葉、動きには嘘がないのは確かだと思います。

ホンモノって、ぐわっと心を動かしてしまうんですね。

たくさんのホンモノをテレビからではありますが、感じることができました。終わってしまうのは寂しいですが、ロンドンオリンピック、堪能しましたよ。

さて、2020年、この目でホンモノを見ることができたらいいな〜。

2012年8月12日日曜日

津和野で

先日、友人と津和野へ行ってきました。友人が稲荷神社に行っている間に少し、津和野の町を走ってみることに。
何も思いつきではなく、初めから走るつもりでばっちり準備はしていたんです笑
実際に津和野の町を走ってみましたが、気持ちよかったですね〜町はキレイだし、田んぼの横を流れている水路がもの凄くキレイで、水草が生えていたり、イトトンボが飛んでいたりするんです。もちろん鯉がたくさん泳いでいる水路も魚好きな僕としては魅力的なポイントだったのですが、なんでもない所にあったあのキレイな水路に感動してしましたた。感動して、写真を撮り忘れてしまいました〜。



走った後の温泉も最高でした。



2012年8月7日火曜日

まだまだですが.....

所ジョージさんの歌の中に「幸せの入り口」というものがあります。ちょっと歌詞を紹介しますね。

「幸せは どちらの場所に どなたのところに 届けましょう
お見のがしはないよう 心を ちょっとあけて
幸せは 誰にも届く あなたの前にも ひらいてしまうと
なくなりはしないかと ガマンしてる人に

涙 とめた あふれた ほんの少しが
あなたが 幸せ あけた分 どこかに 幸せ 入れた分

幸せは どちらの場所に どなたのところに 届けましょう
お見のがしはないよう 心を ちょっとあけて

幸せは あなた次第で どうにもなるさ
思い出して しまっておきなさいな 心を ちょっととじて
過ぎてゆく 時間の中で しがみつくのは
ほんの少し 幸せの入り口を 見かけたからでしょう

泣かないでね 笑ってヨ どちらの顔でしょう
あなたが幸せ わたす時 誰かが 幸せ くれた時

幸せは あなた次第で どうにもなるさ 思い出して
しまっておきなさいな 心を ちょっと とじて
お見のがしはないよう 心を ちょっと とめて」

先を見すぎてしまったり、誰かと比較することばかりに意識がいきすぎてしまうと、いつまでも幸せって訪れないのかもしれませんね。
とかく、若い頃なんて、誰かと比較することや他人には負けないぞみたいなイキイキした生のエネルギーが中心になっているのかもしれません。なんだか、僕がそんな感じになっている気がするんです。

誰かと比較ばかりしていると、ずーっと満足しないんですよね。比較する対象は次から次へと現れますから........これ、疲れちゃいますよ。本当に。
ずっと満たされないから、「幸せ」という形にはずっと辿り着けないんでしょうね。

だったらもっと簡単な幸せの形を自分自身で見つけた方がはるかに簡単なのかもしれません。先を見るわけでもなく、他人を見るわけでもなく、「今ここ」だけを見て、自分に向き合う姿勢でいたいなと最近は思うようになりました。

まだまだ、まだまだ、まだまだですけどねw