2013年10月30日水曜日

続その男、気まぐれにつき


その男、気まぐれにつきの続編であります)
僕は彼の召使いではありません。
それは断じて違います。じゃあ友達かと言われれば、
ん〜ちょっと違う。
違わないんだけど、はまっていないというか。
つまり、定義できないのです。
よく分からない。だからと言って定義する気にもなれませんし、
する必要もないのだろうと思います。
そんな妙な関係です。はい。本当に妙だと思います。



そんな彼ですが、あまり人と関わるのが得意ではないように見えます。
他人である僕が彼の性格を「こうだ」と言うことはできませんので、
あくまでもそう、見えるということです。
人と関わるのが好きではないのかもしれません。
彼を見ていると、人との間に一定の線をひいているように見えます。
私以上に彼に対して深入りした人間を私は知りません。
しかし、その私もまた、そこまでの深入りはしていない。
そこにも何かがあります。ですが、
それはあっていいものなんだろうと思います。
彼は「そういう人」です。彼との関係はそれでいいんです。



そういう印象だから、
彼からは人の生臭さみたいなものはあまり感じませんでした。
何を考えているかよく分からない人間です。
だって、言わないんですから。本当に言わないんですよ。
自分のこと。ずるいくらいに。
もしかすると彼自身の器用さが関係しているのかもしれません。
彼自身も気がついていないくらい、
人との間にうまく線を引けるんじゃないでしょうか。



そんな男が今、泥臭く、生臭く動いています(たぶんだけどねー)。
人がたくさんいる大きな街で。
実際、近くで見ている訳ではないので、なんとも言えませんが、
泥臭く、生臭くあってほしいとも思います。



彼以外にも、もう一人おもしろい男がいます(いきなり登場)。
自分の意志は見せないように、さも意志などないように生きながら、
実はしっかりとした大きな柱のようなものを持っている。そんな人間です。



彼達をとても尊敬しています。
僕にないものをたくさん持っているからです。
だからといって、彼らは人の持っている物を欲しがりません。
そこが憎いぐらいにいいのです。
僕よりも何倍も大きな人達です。

2013年10月28日月曜日

第2回島根顔マラソン

10月27日に行われた「第2回島根顔マラソン」に参加しました。
ほぼ9時に松江駅をスタート。開始直前に盆氏と地図を見ながら
先導役をすることが決まりました。

(クリームパンみたいな足が僕です)



前半は快調で、地図を片手にああでもない、こうでもないと言いながら先導をしていました。そんな感じが楽しかったのを覚えています。


まだまだ快調です。



始めて会った方もおられ、その方達と一緒に走っているということが時折、とても不思議に感じられました。


このパン屋さんで待望のカレーパンを頂きました。これは、美味しかったな〜。
しかし、この前あたりから足に痛みを感じはじめ、徐々に余裕がなくなってきました。
ここから、先導もできなくなっていきます。


ついに宍道湖!足は痛かったですが、心の中では「あ〜宍道湖だ〜」とテンションは上がっておりました。


顔マラソンも終盤、この頃にはみなさんについていくことができなくなり、ご迷惑をおかけしながら、なんとか足を進めていました(亀のように)。進みが遅くなり、苦痛な顔をしている僕に温かい言葉をかけていただいたり、差し入れをしていただいたりと、何度も励ましてくださいました。その励ましがとっても、とっても嬉しかったです。みなさんの足を止めることも何度もありました。それでも、嫌な顔をせずに励ましてくださるみなさんの温かさに感動してしまいました。



そして、足を引きずるようにしてなんとか完走することができました。
初めての顔マラソン、顔を描くおもしろさはもちろんですが、一緒に走ってくださった方々の温かさも感じたマラソンになりました。力不足でご迷惑ばかりおかけして、申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございました!!




顔もちゃんと描けていました!!



マラソン終わり...足...バキバキになっちゃってました。
でも、楽しかったですし、とっても充実した時間でした。
(自分に足りないのは「気持ち」だなと感じる機会にもなりました)




2013年10月23日水曜日

ちょっことした水曜どうでしょう論

「水曜どうでしょう」という番組をご存知の方も多いと思います。
「水曜どうでしょう」がどのような番組であるかという説明は省きまして、
どうして、この番組が好きなのかということを
ちょっとだけ、お話したいと思います(誰に頼まれもせずに...)。



この番組を見ていて、湧き起こる感情があります。
それは「癒される」とか「ほっとする」というものです。
なぜなんでしょうか。おっさん4人がくだくだ文句を言いながら、
車をひたすら運転していたり、
ひたすらカブを運転している大泉、鈴井両氏を映していたり、
うなぎのエサになるカエルを捕まえていたりするそんな姿に
なぜか、癒されるんです。
それは日常の中にある仲の良い友人とのくだらない
会話や時間を思い出すからなのかもしれません。
お互いにお互いを知った者同士の会話で盛り上がるのは、
お互いにしか通じない様な内輪の話だったりします。
それがどうでしょうの中にはあるんです。
見ている側とTVの中の4人は昔からよく知っている同士のような感覚になります。
あの感覚が心地良いから、癒されたり、ほっとするのかもしれません。



そして、なによりおっさん4人(愛を込めてこう呼ばせてください)が生み出す絶妙な間が
たまらなくいいのです。4人は自然体で画面に登場します。
TVということはほとんど意識していないようです。
ですが、4人ともなんとかおもしろくしてやろうという姿があります。
それは視聴者に対するいい意味での自慢にも見えてきます。
「俺たちはこんなおもしろいことやっているんだぜ」というような。
でも、それがいいんです。
だって、視聴者と4人はよく知った仲なんですから。
なんなら友人なのですから。
場を共有しているのですから。
見ているこちら側も4人のおもしろくしてやろう戦法にまんまとはまっちゃいます。
もう、それは自らはまりにいくようなスタイルです。
それが4人が生み出す絶妙な間にはあります。
言葉選びやイントネーション、罵り合い、ぶつぶつとつぶやく愚痴、
全てが計算されているようで、されていない。
されていないようで、されている。まさに絶妙の域なのです。
と、だらだらと言ってはキリがないので、このくらいでやめておきます。



今年、そんな「水曜どうでしょう」の面々が久しぶりに旅に出ました。
すでに北海道では、新作が放送されています。
全国の放送局でも順次放送が決まっています。
我が地域での放送はいつになるのか、首を長くして待っています!

2013年10月16日水曜日

バーガーフェスタ

先日、大山で行われた「とっとりバーガーフェスタ」へ行ってきました。
このバーガーフェスタは今年で5回目を迎えるそうです(バーガーは38種類、2日間の来場者数は約5万4千人)。「食のみやこ・鳥取」の実体作りとしてスタートしたこのバーガーフェスタは「鳥取県をPRしたい」という思いからスタートされたそうです。



「私たちのこの事業は商業イベントではありません。地域おこしの事業ですと胸を張って言いたい。何より嬉しいのはそんな我々の思いを理解し、地元をPRしたい全国の出展者が理解し、参加してくれていること...(略)地域に対する愛情と誇りを1個のバーガーに詰め込み、ご当地バーガーの聖地・鳥取で日本一のご当地バーガーの座を目指し、当日は精いっぱいパフォーマンスをされます。ぜひ来場のみなさまは、そうした提供する『人』にもご注目いただき...」ということを実行委員長の柄木さんは仰られています。



その「人」を感じることができたのが「奥日野きのこのコンフィーバーガー」のお店でした。お肉を焼くのに時間がかかるということで、お店の方とお話をすることができました。元々お店をしている人が集まっている訳ではないので、手探りで慣れない作業をしているとのことでした。一日のバーガーの量もそんなに多くは作れないのですが、なんとか頑張っていますということを言っておられました。たまたま、そのお店の人と話すことができたのですが、みなさん、とってもいい雰囲気の人達だったんですよね。
日野町産原木シイタケを使用したバーガーもきのこを引き立てる絶妙なバランスのバーガーでとても美味しかったです。
味と人、どちらも素晴らしかったので、迷わず投票させてもらいました(バーガーを一つ買うとビー玉を一つもらえます。それを自分がおいしいと思ったバーガーに投票して、順位を競います)。

(これは一位になった、あわじ島オニオンビーフバーガーです。一位が納得のおいしさです)

また、バーガーの購入はチケット制で1冊1000円(100×10枚綴り)のチケットを購入して、バーガーを受け取る形になっています。あまったチケットは地元の指定された店舗や施設でも使えるのだそうです。



食べる側の僕も楽しかったのですが、何よりお店側の人達も楽しんでいるように見えました。隣り同士の店舗で話をしたり、冗談を言い合ったり、一緒になってパフォーマンスをしたりと、競う形ではあるのですが、それだけではないものも感じることができました。だからこそ、そんな人達が作るバーガーを食べてみたいと思うし、味だけではない何かがバーガーから伝わる気がするんです。それは作っている人が「人」であり、また食べる側も「人」であるからこそ生まれる感情なのかもしれません。



2013年10月9日水曜日

ころころ〜

大きいと、小さい。
大きいのと、小さいの。
どっちがいいのかな。



なにが大きいのか。
なにが小さいのか。
それが分からないとどっちがいいかなんて分からないけどね。



大きい方がいいこともあるし、
大きくないとだめなこともあるだろうし。



小さい方がいいこともあるだろうし、
小さくないとだめなこともあるだろうし。



大きい方は欲張りだなんていう人もいる。
でも、大きくないとダメだなというものだってある。
小さくてはだめなんだ。



それは広いとか、狭いにも似ているのかもしれない。
大きければ大きいほどいいと思う。
それは邪魔にはならない。
その大きいは邪魔にはならない。

2013年10月2日水曜日

東京≒神戸

先日、2014年に行われる東京マラソンの抽選結果がメールで届きました。
今回の当選倍率も約10倍と前回とほぼ同じ倍率でした。
10倍って結構なものですよね。
そんな倍率の中、2013年の東京マラソンを走った私(自慢)。
当然、2014年の東京マラソンにもエントリーしました。
そして、結果は…..。
いや、今回は当たるはずがないと思っていたんです。
2年続けて東京マラソンなんて走れるはずがないと思っていましたよ。
でも、期待しちゃうんですよね。
もう一度走りたいという思いはあります。
わざわざ東京まで行って、走って、帰ってくる
というのもなかなかのものなのですが、
でも、それをする価値はあるんですよね。
とっても盛大な大会です。



あ、で、結果なんですが、はい。当然、落選です。
そう簡単に東京は私を呼んではくれませんでした。しくしく。
(どこかで受かるつもりでもいたので、余計にしくしく)



しかし、しかしです。実は11月に行われる神戸マラソンには当選していたのです。
こちらの倍率は4.5倍でありました。
まあ倍率を自慢しても仕方がないのですが、
運良く、当選して、神戸の地を走らせていただけるのですから、
しっかり楽しんでこようと思っています。
神戸の街を走れるのも楽しそうですよね。ワクワクします。
とりあえずの目標は初マラソンでもあった、
今年の東京マラソンのタイム(6時間33秒)を少しでも縮めることです。
なんなら5時間30分くらいで完走したいなと思っています。
でも、まずはしっかり楽しむことを大切にしたいと思います。
せっかく神戸まで行くんですから。
しかも、わざわざ走りに。