2014年3月25日火曜日

おばあちゃんの処世術

「聞かない」、「聞こえない」は
高度な技みたいものなのかもしれないなと思ったりしたのです。



おばあちゃんと呼ばれる人と話をするとします。
ここでのおばあちゃんは結構、年齢の高いおばあちゃんだと思ってください。
みなさんもきっと、そういう経験、あるはずですよね。
その時のおばあちゃんってどうですか?
誤解を恐れずに言います。
自分の話ばかりで、こちらの話を聞いてくれない
ってことはないですか?



もちろんこちらが話している内容が聞き取りにくい
ということも大いにあると思います。
年を重ねると聴力も落ちてきます。
でも、そうではなく、僕はこれをおばあちゃんが身につけた
高度な技ではないかと思ってみたんです。



人の話を聞かないって、人のことが気にならない
ということにもつながるのかなと。
そうするとこれは、いいなと。
周りのことが気になり過ぎるのって疲れちゃうと思うんです。
知らず、知らずのうちにストレスも溜まっちゃって、
気がついた時にはぐったり、なんてことにもなったり。



そうなるとあまり健康的ではないですよね。
ということは健康的=周りを気にしない。にもなるのではないかと。
だから、おばあちゃん達が人の話をあまり聞かない姿を見て、
これは健康的だなと思ったんです。
そんなおばあちゃんはだいたい長生きな気がします(根拠なしです)。



だとするとこれはもう、おばあちゃんが見つけた技なんじゃないかと。
人の話を聞かない、周りが気にならない、自分だけに集中する。
という技なんではないか。
うん。僕はそう思いますよ。人生の先輩はすごいです。



あ、おじいちゃんを忘れてました。
おじいちゃんもですね。きっと。





2014年3月17日月曜日

まつえレディースハーフマラソン

今回から、まつえレディースハーフマラソンに
男子10㎞の部が設けられるということで、ひらこばさんと参加してきました。



しかし、早く着き過ぎた僕は松江の町を散策することに。
すると城下町松江らしいものを発見しました。



鉤型路(かぎがたろ)という変則十字路だそうです。
敢えて見通しの悪い十字路にすることで、敵の侵入を防ぐ役目を担っていたそうです。

確かに変則ですね。





さらに散策していくと「御出頭庁(ごしゅっとうちょう)」なるものを発見。
ここはかつて、藩の重要な政務や用務を取り扱っていた出頭という
役人が住んでいたところだそうです。
道路の側溝には確かに石組が残っていました。



まだ時間があったので図書館にも寄ってみました。
「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたこともあり、
図書館では日本の食について本がたくさん紹介されていました。
いくつか手にとってみましたが、日本の食の多様さには驚かされます。





と、ちょっとのんびりしてしまったので、急いでスタート地点へ。
本来の目的はマラソンでした。


天気はとてもよかったのですが、とにかく風が強かったです。
飛ばされるかと思いました。
そんな風も感じながら、10㎞を走りました。
結果は55分31秒と、へなちょこランナーの僕としては満足の結果でした。
走り始めから、2㎞くらいまではペースが速かったので、
ペースを落として、後半でまたペースをあげようなんて
思ったのですが、結局、後半も余裕なく、ペースを上げることは
できませんでした。でも遅くなることもなく、一定のペースを
保てたので、まあいいかなと思っています。



途中、車を運転中の後輩ちゃんに出くわしました。
気がついた時のテンションの高さは相変わらずな感じで、
それがなんだか嬉しくて、元気をもらうことができました。



10㎞という短い距離の大会もおもしろいですね。









2014年3月9日日曜日

剣道

今年に入ってから二週間に一度くらいの頻度で剣道の稽古をするようになりました。
週に一度だと続かないと思ったので、二週間に一度です。
でも、誰かに言われてやっている訳ではないので、
続かなくてもいいのいいのですが、続けていくことで
おもしろくなっていきそうな気もするので、
続けていけたらなと思っています(暑くなったらやめちゃうと思いますが)。



正直、学生の頃は剣道のことは、そんなに好きではありませんでした。
嫌いではないのですが、好きでもないという感じでした。
それでもそんな剣道で体を動かしたいなと思うようになってしまったので、
今、ちょこちょことやっています。
形がある動きをしたかったのかもしれません。
どんなスポーツも形があると思います。剣道もあります。
形がある動きができるようになると「こんなこともできるようになったのか」と
嬉しくなります。そんな動かし方をしたかったのかもしれません。



まだ、数回しか稽古をしていないのですが、それでも発見がありました。
それは思い込んで打ち込むということです。
体は思うように動かないはずなのですが、
「できる。きっといい動きができる」と思って打ったり、
素晴らしい動きをしている選手の映像を思い浮かべて、
「自分もあんなふうに」と思いながら打つと
結構、いい動きができることがあるんです。
僕は剣道が強かったり、うまい訳ではないのですが、
「あれ?現役の時より、いいんじゃない」と思うことがあったりします。



不思議ですね。もしかすると、当時、試合ではめっぽう弱かった
僕に足りないものはそういう気持ちだったのかもしれません。
あはは〜