2011年11月11日金曜日

吃音をもつ子どもたち

朝日新聞より。
「吃音」をもつ子たちが語り合うドキュメンタリーDVDがあるようです。吃音をもっていることでの悩みも様々で、バイト先の電話予約を受ける自信がなく、逃げてしまったり、「変な子とは遊ばない」と同級生に言われたり、意見を言い終わる前に教師にまとめられてしまったりなどという体験をしてこられたそうです。


そんな経験をした子どもたちが吃音に悩んでいる子にメッセージを送っています。「吃音のある自分を嫌いになっちゃいけない」、「私も吃音だから、心配とか困ったことがあったら助けてあげる」などです。


吃音をもつ子が悩んでいるのはほとんどにおいて対人関係なのかもしれません。

大きな輪の中にはたくさんの個があるはずなのに、ある一定の基準を満たさないと輪の中には入れてもらえないような雰囲気があるのではないでしょうか。自分達と違うという排除の感覚。逆に自分達と同じ人間なんてこの世にいるはずがないのに、分かりやすい特徴から相手を自分達とは違うということにする。


世の中の大きな輪の中の個がもっと多様で、それぞれに理解し合って、つながっていけるような輪になればいいなと思います。
まずは大人から見本をみせないといけませんね。

0 件のコメント:

コメントを投稿