科学と言われるとどうしても小難しいことを想像してしまうかもしれませんが、科学は僕たちの生活の中に自然と存在しているものだと思っています。「8歳までに経験しておきたい科学」という本にこんな言葉があります。「世界をわかろうとする人間の内的な欲求は組織化され、情報を集め、テストし、共有するためのきちんとした方法へと発展しました。そして、それは科学と呼ばれるようになりました」
こう考えると僕たちの周りにはそんな内的な欲求を発展させてきたもので溢れていることがよく分かります。実際に「科学(science)」という語は、ラテン語の「scire」を語源としています。「scire」とは「知ること」という意味です。
その本には続いてこう書かれてあります。「私たちが子どもたちに興味のある科学体験をさせるとき、知るという人間の自然な能力を育んでいることになります」
科学的な体験を通して、子どもたちは「不思議!!」という感情を抱きます。そして、その不思議はもっと知りたいという感情につながっていくんだと思っています。
知るということを支えてくれる感情に「好奇心」や「探究心」というものがあります。好奇心は「何かを学びたいと思ったり、知りたいと思う欲求のこと」と定義されています。つまりこの好奇心や探究心を育てるということは学ぶ力を育てるということになります。その学びの方向は子どもたちにの数だけあり、子どもたちが興味を持っていくことなのでしょうが、その基礎となる部分をしっかり支えていきたいなと思っています。
今後これらが発展していった先に「論理的思考」や「自己効力感や問題解決能力」というものがあります。論理的思考というのは「思いやり」につながると考えています。それは例えば、「〇〇ちゃんはこういう嫌なことがあったから泣いているんだ、だからきっと悲しいはず」というように相手の今の気持ちを察するということでもあると思うんです。
今やっている「かがくの じかん」では必要以上に論理性を求めようとは思っていません。実験を通して、子どもたちが「不思議だな!!」と感じ、「もっと知りたいな!」という好奇心の芽が育つように、感じること、体験することを大切にしていきたいと思っています。
なんだかごちゃごちゃしてしまいました。
伝わったかな.....伝わらないということはまだちゃんと理解できてないんだろうな。
科学の時間のプロになってみませんか?
返信削除キミならできると思うけど。
コメントに今、気が付きました!
削除とにかく全力で取り組んでいきたいと思っています。
やっているこちらもわくわくするんです。