2013年10月16日水曜日

バーガーフェスタ

先日、大山で行われた「とっとりバーガーフェスタ」へ行ってきました。
このバーガーフェスタは今年で5回目を迎えるそうです(バーガーは38種類、2日間の来場者数は約5万4千人)。「食のみやこ・鳥取」の実体作りとしてスタートしたこのバーガーフェスタは「鳥取県をPRしたい」という思いからスタートされたそうです。



「私たちのこの事業は商業イベントではありません。地域おこしの事業ですと胸を張って言いたい。何より嬉しいのはそんな我々の思いを理解し、地元をPRしたい全国の出展者が理解し、参加してくれていること...(略)地域に対する愛情と誇りを1個のバーガーに詰め込み、ご当地バーガーの聖地・鳥取で日本一のご当地バーガーの座を目指し、当日は精いっぱいパフォーマンスをされます。ぜひ来場のみなさまは、そうした提供する『人』にもご注目いただき...」ということを実行委員長の柄木さんは仰られています。



その「人」を感じることができたのが「奥日野きのこのコンフィーバーガー」のお店でした。お肉を焼くのに時間がかかるということで、お店の方とお話をすることができました。元々お店をしている人が集まっている訳ではないので、手探りで慣れない作業をしているとのことでした。一日のバーガーの量もそんなに多くは作れないのですが、なんとか頑張っていますということを言っておられました。たまたま、そのお店の人と話すことができたのですが、みなさん、とってもいい雰囲気の人達だったんですよね。
日野町産原木シイタケを使用したバーガーもきのこを引き立てる絶妙なバランスのバーガーでとても美味しかったです。
味と人、どちらも素晴らしかったので、迷わず投票させてもらいました(バーガーを一つ買うとビー玉を一つもらえます。それを自分がおいしいと思ったバーガーに投票して、順位を競います)。

(これは一位になった、あわじ島オニオンビーフバーガーです。一位が納得のおいしさです)

また、バーガーの購入はチケット制で1冊1000円(100×10枚綴り)のチケットを購入して、バーガーを受け取る形になっています。あまったチケットは地元の指定された店舗や施設でも使えるのだそうです。



食べる側の僕も楽しかったのですが、何よりお店側の人達も楽しんでいるように見えました。隣り同士の店舗で話をしたり、冗談を言い合ったり、一緒になってパフォーマンスをしたりと、競う形ではあるのですが、それだけではないものも感じることができました。だからこそ、そんな人達が作るバーガーを食べてみたいと思うし、味だけではない何かがバーガーから伝わる気がするんです。それは作っている人が「人」であり、また食べる側も「人」であるからこそ生まれる感情なのかもしれません。



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