食べ残しについての話題が語られていました。
「食べ残し」はあまりよくないことですね。
日本国内における年間の食品廃棄量は、食料全体の2割にあたる
約1800万トンと言われています。このうち、期限切れの食品、
食べ残しなどの本来は食べられたはずなのに破棄されたものは500万トン〜800万トンと
されているそうです。
ちょっと実感のわかない数字ですが、日本人一人当たりに換算すると、
毎日おにぎり1〜2個分が捨てられているという計算になるようです。
そんな中、食べ残し対策が様々な所で取り組まれているようで、
長野県では「今日からできる3つのエコ活」ということで、
①店では「買いすぎない」
②家では「作りすぎない」
③外では「頼みすぎない」
ということが提案されています。
よく、子どもたちが食べ残したりすると「もったいから最後まで食べなさい」
と声をかけたりすることがあるかもしれません。
出されたものを最後まで食べるということが大切だということなのでしょうか。
もちろん、それも大切なのかもしれませんが、
もっと大切なのは「自分が食べれる量を知ること」や
「それに応じた食べ物を選択する」
ということなんじゃないかなとラジオを聴いていて思いました。
そうなるとそれは食べ残しだけに注目するのではなく、
状況に合わせた選択を自分で考えることができる力でもあるのかもしれません。
自分の気持ちをコントロールするということでもあるのかもしれません。
それが「3つのエコ活」の中でも出てきた
「○○し過ぎない」という言葉につながるように思います。
食べ残しだけに注目するのではなく、
もっと広い視点で子どもと関わりたいなと思います。
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