今、読んでいる本の一つにひたすら大人が虫について語っている本があります。
その大人は養老さんだったり、池田清彦さんなどというおなじみの方々なのですが、この本、とってもおもしろいんです。もう、ぐいぐい読み進めています。
そんな本を読んでいるとやっぱり思い出してしまうんです。自分がひたすら虫ばかり捕まえていた頃を。
それは、それは狂うほど虫に夢中になっていました。大きな石を見つけるとその石を裏返して何かいないかと探していました。だいたいの目当てはハサミムシでしたね。あの細長い胴体にキリッとしたハサミが何とも言えないくらいかっこよかった。カタツムリやダンゴムシ、アリにカナブンもとにかくアホみたいに捕まえていました。
特にカマキリとてんとう虫は大好きで、カマキリなんかは草むらで草と同化していても簡単に見つけていました。もちろん、ものすごく草むらを凝視してはいましたが。本当にたくさん捕まえて、多くの時間、観察しました。
そんなことをしていると幼いながらにいろいろ分かってくるんですよね。この時期にはここにはあの虫はいないな〜とか。何かこの石の裏にいそうなきがするんだよな〜とか。いい草むらだなとか。いろいろなことが直感というか感覚というそういうもので分かるような気がするんです。
これって結構、大切なことなのかなと思います。直感って勘とかと似ているものだと思うんですが、この勘って案外ちゃんとしているものだと思うんです。
直感とか勘って今まで経験してきたことが集約されて最善の方法として出てくるものらしいんです。今までの経験の最高の形が直感だと。そうなるとその感覚を磨くためにはとにかくいろいろな経験をした方がいいんだと思います。
子どもの頃は特にそうかもしれません。自分で試して、考えて、動いたその結果をたくさん貯めておく。子どもってそんなことをたくさん繰り返しながら大人になっていくんだろうなと思ってみたのです。
よく分からないかもしれませんが、なんとなく伝わればいいです笑
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