「8歳までに経験しておきたい科学/J.D.ハーレン・M.S.リプキン」という本があります。子どもたちと科学というものを考える時に何度も読み返している本です。
内容はなかなか難しく直ぐには理解できませんが、参考になる所もいくつかあるのでまだまだ読み込んでいきたいと思っています。
その中の言葉を少し紹介します。
「好奇心とは定義によれば、何かを学びたいと思ったり、何かを知りたいと思う欲求のことです。好奇心を感情によって引き起こされた活動と捉えています。好奇心は思考を促し、行動を引き出すのです」
「感情(emotion)という言葉は、(気持ちを)"かきたてる"とか"外へ向く"という意味の言葉に由来しています」
「思考や感情は、普通一緒に働きます。しかし、とても強い感情が起きると、なぜそうなるのか意識的に分からないうちに、行為が行われることもあります。感情は私たちの生活にとても重要なものです。私たちを導く感情なしには、決定することも計画することもでいないだろう。感情は私たちが生き延びていけるように進化してきたのである」
少し難しい表現ではあるのですが、「感情」というものの大切さを表している文章です。
「なにこれ!すごい!」、という感情や言葉では表せない感情から「こやってみたらどうかな?」、「ここはどうなっているんだろう?」、「もっと知りたい、もっと見てみたい」という好奇心につながっていくんですね。
この感情は科学だけではなく、子どもたちと関わる上でもとっても大切になるものだと思っています。
まだまだ分からないことばかりですが、感情というものについて意識していきます。
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