民生さんの詞は具体的な表現が少ないように思います。
だから聴く側はいろいろな解釈をすることができます。
その日の心理状況なんかで解釈が変わるので、おもしろいんです。
で、マイカントリーロードの歌詞なんですが、
これです。
『浜辺は今でも まぶしく白い砂 日傘が必要さ
風がふいて木が揺れ動いて メガネも飛びそうさ
海岸通り いつものとおり
おばけにびびった 空き家はもうない
代わりにストアーさ
ハープを吹いてムネがざわついて
一人で飛び出した
海岸通り 僕のストーリー
OK行ってみよう ゆくえはどうかな
あの大きな 海が見守っている
OK行ってみよう 何をしようかな
こののんきな 僕をながめている
海岸通り 道の向こうに
OK行ってみよう ゆくえはどうかな
あの大きな 海は見守っている
OK泣いてみよう 気分がいいかな
まだのんきな 僕をながめている
OK連れて行こう 君の無防備な
その小さな 手をとり連れて行こう
僕らを待っている 』
どうですか?
これだけで泣けちゃう人はとっても感性が豊かな人かもしれません。
これに絶妙な曲が合わさると、大変なことになります。
名曲です。
で、この詞はどんな意味だろう?この歌は何を歌っているのかな?
と僕なりに考えました。そして、今のところの結論がでました。
これ、過去にタイムスリップしてるんじゃないかと。
『浜辺は今でも まぶしく白い砂 日傘が必要さ
風がふいて木が揺れ動いて メガネも飛びそうさ
海岸通り いつものとおり
おばけにびびった 空き家はもうない
代わりにストアーさ』
この部分は故郷の海に久しぶりやってきて、
当時と変わっていない海を見ています(「いつものとおり」という表現が気になるのですが...)」。
しかし、当時の空き家はなくなっていて、代わりにストアーになっています。
そして、きっとここから変わっている故郷を感じていくのではないでしょうか。
『ハープを吹いてムネがざわついて
一人で飛び出した
海岸通り 僕のストーリー』
ここで、ハープ!なぜ?ハープなのでしょうか!
ということで強引にこのハープがタイムスリップの合図ではと解釈します。
もしくはタイムスリップではなく、回想かも。
『OK行ってみよう ゆくえはどうかな
あの大きな 海が見守っている
OK行ってみよう 何をしようかな
こののんきな 僕をながめている』
さて、タイムスリップ完了です。ここの部分が過去の自分を
未来からきた自分が見ている場面ではないでしょうか。
『OK行ってみよう』で過去にきます!
『ゆくえはどうかな あの大きな 海が見守っている』
海の近くで、これからどうしようか迷っている過去の自分がいる。
『OK行ってみよう 何をしようかな
こののんきな 僕をながめている』
これから何をしようかなと、のんきにしている過去の自分をながめている。
きっとのんきにしていながらも、この過去の自分は
いろいろと悩んでいるのかもしれません。
『海岸通り 道の向こうに』
未来の自分はそんな過去の自分を道の向こうで見ているのでは?
ポケットに手を突っ込んだりしながら。
『OK行ってみよう ゆくえはどうかな
あの大きな 海は見守っている
OK泣いてみよう 気分がいいかな
まだのんきな 僕をながめている』
そんな過去の自分を見て、なんだか泣けてきた。でも気分はいい。
過去の自分はまだのんきにしている。
『OK連れて行こう 君の無防備な
その小さな 手をとり連れて行こう
僕らを待っている 』
大丈夫だ!過去の自分!未来はいいぞ!楽しいぞ!
と未来の自分が過去の自分に投げかけている。
そんな解釈を勝手にしてみました。
いいですよね。民生さん。
マイカントリーロード視聴できるので、どんぞ。
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