2012年6月11日月曜日

もうぼさんせん もんぜんのこぞう

ちょっと今、いろいろな言葉に触れる時間があるのですが、そのなかでいいな〜と思う言葉があったので簡単に紹介してみますね。

それは「孟母三遷」という言葉と「門前の小僧習わぬ経を読む」というものです。

「孟母三遷」とは、孟子の母が孟子を育てた時の話からきているようで、最初お墓の近くに住んでいたのですが、しばらくすると孟子が葬式の真似事を始めたそうなんです。これは、まずいと思って、次は市場の近くに引っ越すのですが、今度は孟子が商人の真似事を始めてしまったのです。
これも、まずいと思い次は学問所(学校)の近くに引っ越します。そうすると孟子は学生達の礼儀作法を真似たりして、やがて学問を志すようになったというお話なんです。


次の「門前の小僧習わぬ経を読む」の意味はお寺の近くに住んでいる子どもたちは、毎日のようにお寺のお経が聞こえてくるので、習ってもいないのにお経を知っているというお話からきた言葉です。


この二つの言葉とも意味としては「子どもは周囲の環境の影響を受けやすいので、子どもの教育には環境(選び)が大切なんだ」ということになります。良い環境でも、悪い環境でも子どもたちは影響を受けてしまうんですよね。

大切にしたい言葉です。


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