2014年12月31日水曜日

2014年の終わりに

「習慣」という言葉があります。
習慣とは「日常的に繰り返される行いのこと」とありますが、
誰にでもそんな習慣はあるように思います。
僕にもあります。好きなことをしていくなかで、
それが日々繰り返されることで習慣になったことがいくつかあります。
もちろん、そうではないものもありますが、
この習慣を続けることって楽しいですよね。


どうして楽しいのかうまくまだ言葉にできないのですが、
まず、同じことを繰り返せるのはもちろん楽しいからということ。
それに、日々、同じことを繰り返すことで些細な変化に気がつけたり、
どこか余裕も生まれるような気がします。
必ずこれをすると決めたことに毎日集中する時間があると、
その時間はそのことを考えることになります。
そうするとなんだか落ち着けるんですよね。


ちょっと言葉は違いますが「ルーティーン」という言葉もあります。
よくスポーツ選手などが言ったりしていますが、
例えばイチロー選手が打席に立つ前には毎回必ず同じ動作をしますが、
あれがルーティーンです。
イチロー選手は毎回同じ動作を繰り返すことで、
集中のスイッチを入れていっているのではないでしょうか。
また、同じ動作を繰り返すことで、微妙な変化を読み取り、
修正に繋げていっているのかもしれません。


イチロー選手を例えに出してしまうのはおこがましい気もしますが、
そんなふうに繰り返すことで毎日の中で集中する時間を大切にしていきたいなと
年の瀬になって改めて考えました。




ということで、今年も12月31日がやってきました。
なんだか大晦日って不思議と特別な日という感覚がありますね。
今年はいろいろなことがありました。嬉しいこと、楽しいこと、たくさんありました。
同時にしっかりしなければと思うことも。
また、信頼関係ということを感じる一年でもありました。
来年も、いろいろ楽しいことができればと思います!!



最後に、昨日ランニングをしていて、なんだか綺麗だなと
思えた風景の写真をのせておきます。
皆様、よいお年を!







2014年12月28日日曜日

歌舞伎座

5日間ほど、東京に滞在していたのですが、
25日には歌舞伎座で「雷神不動北山櫻」という演目を観てきました。
16時半から開始で、途中長い休憩を2回程挟み21時頃までの間、
歌舞伎をたっぷり堪能することができました。



まず、驚いたのが、1回の休憩が20〜30分あるので、
その間にお弁当を食べたり、ビールを飲んだりができるということです。
僕もサンドウィッチにサバ寿司、歌舞伎アイスを食べました。
もちろん、一人で食べた訳ではないですよ。


早速、食べ物の話をしてしまいましたが、公演はというと
今回は市川海老蔵、片岡愛之助、坂東玉三郎、中村獅童、尾上松也さんと
名前を聞いただけでしびれそうな方々が出演されていました。
内容の方はただ観ているだけではなかなか理解できないので、
あらすじ本(のようなもの)を片手にそれを読みながら、舞台も観て、
本の内容と照らし合わせながらと、なかなか忙しかったのですが、
話しの筋はなんとなく分かりながら観ることができました。


いや〜それにしても海老蔵さんの表情とか、仕草には惚れ惚れしてしまいますね。
この公演では5役もされているのですが、それぞれ違うんですよね。
動きもしなやかですし、声も迫力がありました。
そして、坂東玉三郎さん。この方の登場も楽しみでした。
雲の絶間姫という美女の役で、鳴神上人を誘惑し、滝壺に封じ込められた
竜神を解き放つという役目があるのですが、
とにかく、美しい。坂東玉三郎さんではなく、完全に姫でした。


有名な方々が目の前にいるのに、近さを全く感じませんでした。
舞台という別世界が目の前にあることで実際の距離以上の
距離を感じるといいますか、舞台(役者さん)とお客さんは
完全に別物なんだなと当然のことなのかもしれませんが、そんなことを感じました。
何度も観てみたくなる魅力がありました。




歌舞伎グッズも。



他にもいろいろな所へ行ってみましたが、なにより、
ずっと晴れていてくれていたのがありがたかったです。








2014年11月19日水曜日

福岡マラソン②

さて、マラソン当日の話です。
マラソンスタート時間の勘違い、
宿泊先がスタート地点から1時間半ほど離れた場所ということもあり、4時台に起床。
当然、寝不足です。
睡眠時間は4時間半ほどでしょうか。
時間の勘違いがなかったにしても、どうも旅行気分が抜けきれず、
マラソンの前にしっかり睡眠がとれたことがありません。


なんやかんやありまして、荷物も無事に預け、スタート地点へ。
天気は小雨が降るあいにくの天気でした。
マラソンは今回で3回目になるのですが、初の雨、初のカッパ着用でのランになりました。
そして、8時20分にスタート!
カッパを着ていたのですぐに体も温まりました。
2㎞地点でカッパを脱ぎ、腰に巻きながら走りました。


ちょっと見えにくいですが、博多華丸のお二人が映像で応援してくれました。
このあたり、さずが福岡といった感じです。

5㎞地点くらいでしょうか。やっぱり天気が悪いとあまり気持ちが上がりませんね。


10、15㎞まではなんともなく通過しました。
やはり20㎞地点から足が怪しくなってきました(練習不足ですね)。
九州大学を過ぎると都会な雰囲気はなく、静かな道に入っていきます。
23㎞あたりから「あ〜まずいな〜」という感じになっていたので、
5時間台は厳しいなと思い始めていました。
28㎞〜30㎞あたりからはもう歩いて、歩いて、走って、歩いてとほぼ歩きが中心に。
そんな中、海からの応援があり、これには勇気付けられました!

30㎞あたりから雨が降り出してきました。
カッパを着ながらゴールを目指す訳ですが、走ることができず、
目標タイムにはゴールできないかもと、肩を落としながら、雨の中を歩くというのは
悲しいんですよね。
それでもここで終わる訳にいかず、道は続いていきます。
マラソン3回目なのに、まったく成長しない自分に情けなさも感じながらも、
今、終わって思うと、それもそれでおもしろいなとも思ってしまいます。
まあいいかなとも思えます。


辛いけど、この状況を楽しむことをまずは第一に考えた方がいいのかもしれません。
そんなことをぐるぐる考えながらゴールを目指していました。


で、結局、ゴールタイムは6時間10分でした。
ゴールした時に「あらら」とちょっとがっかりして、
「もう、走るのは当分いいかな」なんて思ったのですが、
ちょっとだけ「また走ってもいいかな」と今、思えているのが不思議です。


自分のペースで楽しむことは忘れたくないですね。

今回も、沿道の応援に3回ほど泣いてしまいました。
応援って本当にいいですね。毎回、感謝です。


(タオルがかわいい)



(メダルもいい)






2014年11月10日月曜日

福岡マラソン①

第1回福岡マラソンに参加しました。
今回は友人Mくんが付き添いで同行してくれたので、
道中も楽しく過ごすことができました。
とても、ありがたく、感謝感謝です!



さて、前日は受け付けを済ませると、まずはあの海援隊やチューリップ、
井上陽介、長渕剛が音楽活動をしていた「照和」という喫茶店に行きました。
Mくんも僕も海援隊が好きなので貴重な時間になりました。

そして、「その町にApple Storeがあれば何の用事がなくても行く人間」である僕は
当然のようにApple Store天神に寄りました。何も買ってませんが。
福岡市の中心街にある水鏡神社にも寄ることができました。
時間もあまりなかったので、その後は宿泊先へ向いました。


しかし、僕たちが予約していたホテルはマラソンのスタート地点からはかなり離れた久留米市(予約するのが遅くなり、周辺のホテルはほぼ全滅でした)だったのです。
スタートの天神までは車で1時間20分はかかります。1時間20分ですよ!
はい。もう、バカです。当然、朝も早くなります。
でも、いいんです。そんなバカな感じもおもしろいなと思えるので(強がり)!


また、トラブルは続くもので、
車をホテルの駐車場に入れる直前にMくんが携帯を座席の下に落としてしまい、
駐車場のおじさんをかなり待たせながら捜索したり、
朝からの風邪をいよいよこじらせたMくんの思考力が低下したり、
あげく眠っている時に僕が布団を無意識にはぎとってしまい、
Mくんは寒い思いをしたり(ダブルベッドの部屋なんです。男二人のダブルベッドもあまり気持ちよくはないですよね。でも、それもおもしろい!)、
マラソンのスタート時間を勘違いしていて、寝る前に気がつき焦ったりと。
もう、なんかいろいろあったのですが、それはそれでおもしろい出来事でした。


と、ここまでで、長くなってしまいましたので、マラソンの様子はまた後日アップしたいと思います。


(福岡市文学館・赤煉瓦文化館)



(アクロス福岡)
山をコンセプトとした大規模な屋上緑化で、天神中央公園(マラソン受付会場です)と一体となったランドスケープを構成しているそうです。また四季の植物を巡る植栽がされていたり、5階から1階までは滝が流れていたりとなかなか圧巻な建物でした。96年には建築業協会賞、2010年には「生物多様性保全につながる企業の緑100選にも選出されているそうです。

2014年10月5日日曜日

地区の運動会


園がある地域で行なわれた地区運動会に参加しました。
ずっと居た訳ではないのですが、その場で時間を過ごし、
ちょっと感じたことがありました。


運動会という行事があることで、地区の方達が集まります。
運営される側も大変な作業をされていると思います。
そして、参加される人ももしかすると「休みなのにな」と
思っていられる方も少なくはないのかもしれません。
そんな中でも多くの人が集まるその場にいて、
地区の運動会はみんなの顔を見ることに意味がある会なのかなと思いました。


「あ、あの子、大きくなったな」
「子どもさんが産まれたんだ」
「どうも、お久しぶりです。どうですか最近は?」
というような気づきや会話があるのがそういった場なのかもしれません。


僕自身も久しぶりに合う知り合いの方、子どもたちと
お話をすることで、なんだか嬉しくなったりもしました。


多くの人との繋がりがあるんだなと改めて確認するという感覚なのでしょうか。
そんな感覚は、うまくは言えませんが、大切なものなのかもしれません。


みんなが集まることに意味があるのですかね。
と、なんだか傍観者のように偉そうに言ってしまい、申し訳ありません。
運営されたみなさん、お疲れさまでした!




2014年9月24日水曜日

とかく人の世は〜

「智に働けば角が立つ。情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい」


これは夏目漱石の「草枕」の冒頭の言葉です。
な〜んて偉そうに言ってますが、「草枕」を読んだことはありません。
なんですが、どうもその冒頭の言葉が頭の中に
何度も出てくるようになってしまったのです。


意味としては、
理屈で動いていると人と衝突する。人の気持ちばかり気遣っていると流されてしまう。
自分の意地ばかり通すこともできない。人の世は住みにくいものだ。
といった感じでしょうか(間違ってたらすいません)。


これ、明治時代に書かれたものなんですが、
なんだか今の人の気持ちと変わらない気がしませんか。
というより、僕の頭の中にこの言葉が何度も出てきたということは
僕自身もこんなことを思っているってことなんですよね。


「とかく人の世は住みにくい」という部分にとても共感してしまうんです。
いや、本当にそうですよね。ってな感じで。


でも、「だからこの世の中は住みにくいよな...」で終わってしまうのも
なんだか寂しい気がします。
人の世が住みにくいのはもうこれ、分かりきってることで、
それを見事に言葉にすることで、改めて生きにくい世の中を浮き彫りにして、
じゃああなたはどうするの?なんて言われているような気もします。


とりあえず、「生きにくいよね」と共感することも大切だと思います。
そんな慰めもあっていいんじゃないかなと思います。
そこからゆっくり、じゃあどうするの?の部分を考えていけたらいいですね。


「とかくに人の世は住みにくい」
憎い物言いですね〜。かっこいい。







2014年9月3日水曜日

ほぼ日手帳

3月にほぼ日手帳を買ってから、ほぼ毎日何かは書いています。
書いていることは大したことではありません。
その日に思ったこと、気がついたこと、反省しなければいけないこと、
やっておきたいこと、どーでもいいこと、なんかを書いたりしています。


メモやスケジュールはスマホやパソコンでいいかなと思っていたのですが、
ほぼ日手帳を使い始めてからは、わざわざ手で書くのもいいなと思うようになりました。

感じたこと、思っていることを書いていると自然と落ち着くことがあります。
気分が落ち込んでいる時にはこの落ち着きはとても助かります。
それは、劇的な効果のような落ち着きではありません。
でも、なんだか落ち着く、落ち着くような気がする。
そんな感覚になります。

なんでもないことを書いている時に、
それとは違う何かが思い浮かぶ時があります。
それも書くことの楽しさであるのかもしれません。

書く字が崩れていたりすると「あ〜気分がのってないな」、
「地に足がついてないな」と感じます。
反対にいつもより丁寧に字を書けている時は落ち込んでもいない、
高揚し過ぎてもいない、冷静で、平穏な時のような気がします。
気持ちが荒れている時に、丁寧に字を書くことを意識するのもいいのかもしれません。


ほぼ日手帳は「とりあえず書いてみたくなる手帳」、
「わざわざ書いてみたくなる手帳」です。
そんなとりあえず、わざわざが、たまにとても心地いいものに感じます。

ほぼ日手帳を使っての感想でした!


2014年8月17日日曜日

下町ロケット

池井戸潤さんの「下町ロケット」という小説を読みました。
ファンタジーでもあり、現実的でもあるような内容の中に、
「人に信用されるのはどういうことか」ということも詰まった
一冊であるように思いました。


かつてロケットエンジンの開発者だった主人公の佃航平はロケットの打ち上げ失敗の責任をとり研究者の道を諦め、亡くなった父の後を継いで佃製作所という中小企業の社長になります。
物語は主要取引先からの発注停止に始まり、大手企業ナカシマ工業からは佃製作所の主力商品である小型エンジンが特許侵害をしていると訴えられ、90億もの損害賠償を請求されます。
また、佃製作所が開発した高性能のエンジンシステムを巡り、巨大企業である帝国重工との攻防が物語の核になっていきます。


また、佃製作所の経営と自分たちで開発したエンジンを使ってロケットを飛ばしたいという両方の思いが交差し、佃航平と社員の関係に溝が出できてしまいます。
そんな関係が帝国重工との攻防の中で少しずつ変わっていき、
物語終盤には佃のロケットを飛ばしたいという思いが
社員全員の思いになっていきます。


特に僕の印象に残ったのは佃航平と社員とのやりとりです。
佃航平は「こうしたいんだ」というはっきりとした自分の思いがあります。
それに異議を唱える社員もいる訳なのですが、必ずその社員の言葉に耳をかします。
腹の立つこを言われても、ぐっと自分の中にとどめ、それをあまりおもてに出すことをしません。


自分のまげたくない強い思い、信念を持っていること、
一見傲慢な姿にも見えるのですが、その姿は社員に夢を与えれくれます。
夢や希望、やってみたいことを忘れてはダメなんだというメッセージを自らの姿勢で語っています。また、社員の意見を聞く姿勢は自分以外の考え方を決して批判しない、そんな佃の姿勢が表れているように思います。


夢を持ち、同時に会社の未来のことも考え、社員の声にも耳をかす。
そんな佃の姿からは信用されるリーダーの姿を感じました。
僕が一番見習いたいのは社員の言葉に耳を傾ける佃航平の姿勢でした。


機会があれば読んでみてください。きっと、おもしろいと思います。



2014年7月31日木曜日

分かっていることと、できていること

当たり前のことなんですが、
きっとみんな、頭では「当たり前でしょ」と思っていることだとは思うんですが、
それでも、やっぱり
それだからやっぱり、改めて思うのは
「分かっているのと、できているのは違う」んじゃないだろうか
ということです。


「あ〜それね。もう、そのことはみんな分かっているから。大丈夫」
なんて言ったり、思ったりすることが誰にでもあると思います。
僕にもあります。
じゃあその分かっていることが実際にできているのかなと
考えると、どうでしょうか。
僕の場合、分かっていてもできていないことが結構、あるように思います。


分かることは、できるようになることより、簡単です。
分かると、できていると思い込んでしまうということもあるのかもしれません。


でも、ちょっと冷静になって見てみると
「おいおい。全然できてないじゃないか!」と
まるっきり出来ていないことにも気がつくのではないでしょうか。


それが分かるならまだいいのかもしれません。
「分かってはいるけど、できてないじゃん」に
気がつかない人もいるのかもしれません。それは自分も同じです。
これはかなり危ないことなんじゃないかと思うんです。
自分では分かっている、できていると思っていても
実際には全然できていない...これは怖いですね。
言う事を聞かない暴走ロボットみたいなものなのかもしれません。


「分かってはいるけど、できてないこと」
きっとたくさんあるはずです。
それは誰の近くにもあるはずです。きっと。
一つでも多く、それに気がつけるようにならないといけません。

2014年7月26日土曜日

青い日

朝からとにかく暑かった土曜日。
部屋の中にいても暑いだけなので、久々に走ることにしました。
2週間ぶりのランです。というのもやんごとなき事情で足を負傷しておりました。
しかし、状態も良くなり、お医者さんからのOKも出たのでやっと走れることに。


2週間走っていないと体力が保ちませんね。加えてこの暑さなので、
とにかく焦らずゆっくり走ることを心がけて4㎞を走りました。
心配していた足の方も問題なく、
大量に汗もかいてすっきりした気分で走り終えることができました。


で、帰り道、ポカリスエットを飲みながらなとぼとぼ坂道を歩いておりましたら、
同じ法人で働く年配の女性に出会いました。
この方とはお話をする機会が何度かあり、その時に亡くなられたご主人もよく走っていたという話をしてくださいました。そして、「走っている人を見ると応援したくなる。たまに走っている姿を見ますよ。頑張ってくださいね」と言ってくださいました。


その方と走り終わった後に偶然、出会いました。
車にお孫さんらしき女の子と一緒に乗っておられたので、少し話をして別れました。


その後になんだか不思議な感覚になりました。
別に誰のために走っている訳ではないんです。
それは自分が走りたいから走っているだけです。
ですが、大袈裟ではありますが、走ることで生まれたこの繋がりが
なんだかとても嬉しくなったんです。
うまく言えないのですが、一人で走っているだけではない何とも言えない
感情を覚えたんです。


それが嬉しくて、坂道を登る足もどこか軽く感じられました。


夏の青い空にポカリスエットはよく似合いますね。
この青がまたさらに気持ちを清々しくしてくれました。






2014年7月14日月曜日

予測

いろいろなことを考え過ぎてしまう方です。
悩み過ぎてしまって、どうしたらいいのだろうかと立ち止まることもあります。
考え過ぎると、ほとんどの場合、
「うまくいかなかったどうしよう」、「あんなことになったらどうしよう」
どうしよう、どうしたらいいと消極的な考え方になってしまいます。
でも、よ〜く考えると、まだ何も起こってないことがほとんどです。
起こってもいないことを悩んでいるってよく考えると変ですよね。
疲れてしまいます。



でも、それは人間であるということなのかもしれません。
人は「先の予測」することができたから生き残れたそうです。
大昔、暗闇に2つの光が現れたとします。
そんな時に、「え!?なに!?ライオン?ヒョウ?トラ?」
「まずい、逃げろ!!」ということになり難を逃れたこともあったと思います。
まさに先を予測できるからこその行動ですね。
そんな力が今では悩みを生み出しているのかもしれません。
必要以上に起こってもいないことを考え、不安になることはよくあります。



そんな時にいつも思うのは「まだ何も起こってないじゃん」
「起こってから考えればいいじゃん。とりあえずやってみよう!」ということです。
そうするとなんだか勇気が湧いてきます。
それでもいつもこう思える訳じゃないんですよね。
そう思いたいというだけでやはり悪い方に考えてしまうことが多いんです。
もう、これは日々訓練していくしかないのかもしれません。



あ、でも、「とりあえずやっちゃえ」で気をつけないといけないのは
考えることを投げださないということだと思います。
たくさん考えて、リスクも承知でやるのと、何も考えずにやってしまうのでは
大違いですね。後者だと大ケガしてしまうこともあります。



あ〜それをやらかしちゃったんですよね。
とほほ。

2014年7月6日日曜日

健康

※まず最初に、立ちション便をした訳ではありませんということをここで、はっきりさせてください。



少し、お伝えにくい部分もあるのですが、
先日とある検査を受けてきました。はい。ズバリ糖尿病です。
高校を卒業してから、どんどん体重は増加していき、
今ではとてもスリムとは言えない体型になってしまいました。
お腹もかなり出ていますし、BMIも一応「肥満」という部類に
属しておりますので、それなりに心配はしていたのですが、
ついに決定的なことが起こってしまったのです。



............おしっこにアリが寄っていたのです......
あ、ちょっと引いてしまった方、どうか諦めずに最後まで読んでくださいね。
正確に言いますとほぼ僕しか使わない便器にアリが寄ってきていたのです。
「え?おしっこから糖が出てる!?」と思わない訳にはいきません。
調べてみるとどうやら糖尿病になると本当にそういうこともあるそうなんです。



僕自身、甘いものは大好きですし、決してヘルシー志向ではありません。
どちらかと言うと、いやどちらかと言わなくてもカロリー高めなもの志向です。
ですので、「あ、これは、まずいな」と冷や汗が出てきました。
おしっこから糖が出るとアリが寄ってくると知った時に
僕の心拍数が一気に上がりました。



そんなこともあり、近くの病院ですぐに検査をしてもらいました。
血液検査、尿検査としてもらったのですが、
もう待っている時間も落ち着きません。



そして、先生の前に通されました。



「ほぼ100%、糖尿病じゃないですね」
「なんで、アリが寄って来たんですかね」




みなさん、ご心配をおかけしました。
大丈夫でした。
身近なありがたさを人は直ぐに忘れてしまうのかもしれません。
これに懲りて食生活をもう少し意識していきたいと思いました。

2014年6月22日日曜日

正義感

何かニュースや出来事があると、それに対して、
「こりゃいかんでしょ」、「最低だ」という反応をすることがあります。
ニュースや出来事の発信者も「こんなことがあったんです」、
「こういうのはひどいと思います」といった感じに自分の中にある
正義みたいなものに動かされて発信しているのかもしれません。
「なんてひどいニュースだ」、「最低だ」と
反応する人も自分の中の正義に動かされた反応なのかもしれません。




で、実際に自分も同じような状況になった時、
そのニュースや出来事に反応しようとなった時に、ふと思ったんです。
なんだか、変だぞって。
そりゃ世の中によくないことだっていっぱいあります。
「うわぁ最低だな」と思う出来事だっていっぱいあります。
でも、それをネットなんかで「最低ですよね」ってみんなで投稿しているのって
なんだか違うような気がするんだよなと思ったんです。
なんだかみんなでいじめをしているように見えてきました。



確かに、良くないことはたくさん耳にします。
最近だと、都議会でヤジを飛ばした人とかになるんですかね。
どう考えてもよくないことです。
でも、それに対してみんなで盛り上がっている感じに少し違和感を覚えたんです。
悪い奴をみんなで一斉攻撃しているように見えるというか、
そんな印象を受けました。
僕にも嫌な部分はあります。良くない部分もあります。
きっと、それは多くの人にあると思うんです。
良いか、悪いかじゃなくて、
良い部分も悪い部分もあるというか
そういう曖昧な感じなんじゃないのかなと。



僕自身の嫌な部分を実感として「嫌だな」と僕自身が感じることがあったので、
そんなことを思ったんです。
良い人とか、悪い人じゃなく、
一人の人の中に良い部分もあまり良くない部分もあるけど、
出来るならその悪い部分は自分だけが気が付くくらいにしておきたいなと
前の話を無視して、まとめておきます。



2014年6月14日土曜日

テレビの話から

テレビを見るのは好きな方です。
でも、録画機能が進化してきてからは少し見方が変わってきました。
だらだらテレビを見ることが少なくなったと思います。
気になる番組やお気に入りの番組を録画しているので、
そういう番組しか見なくなった、そういう番組を見る傾向の方が
強くなったという変化です。


じゃあ好きな番組をだらだら見ているのかというとそうでもなく、
特に見るものがなければテレビを消しています。
この時間も以前に比べるとかなり長くなりました。
なので、外の虫の鳴き声がよく聞こえます。
その分、増えたのはパソコンに向っている時間かもしれません。



で、録画していた番組を見ている時にやるのが早送りです。
CMなんかはもう容赦なく早送り。
そんなことに慣れていると録画じゃない番組に対しても
早送りをしようとしてしまうんです。これには少し驚きました。
おいおい、おいらはどれだけ自分都合で過したいんだみたいなことを
思っちゃいました。



便利になることって、きっと自分の思い通りになることが増えるという
ことなのかもしれません。電子機器が好きなので、そりゃ便利な機能が
どんどん増えることは大歓迎なのですが、どうにもならないリアルタイムの
番組に対して、半分無意識ではあるのでしょうが、どうにかしてやろうと
思った自分の意識に少し違和感を感じました。



もしかすると今は「なんとか思い通りにしよう」みたいなことが
全体の雰囲気にあるのかもしれません。
なんでも思い通りにはならないんだということは
少し意識しておいた方がいいのかもしれません。
なんでも思い通りにしたいという気持ちをあまり暴走させてはいけませんね。



身近に思い通りにならない存在がいますよね。
それって子どもなんだと思います。







2014年6月4日水曜日

萩へ

友人と男二人で萩市へ行ってきました。テーマは歴史を感じる旅であります。
まずは松下村塾です。ここでは吉田松陰も講義をしたということで有名ですね。
このすぐ近くには吉田松陰が育った家もありました。
小さな建物ですが、ここで名前は聞いたことのあるというような有名な人達の多くが学んでいたそうです。
この狭さがなんだかいいですよね。
吉田松蔭がここで講義をした期間は意外と短いのですが、
教育の方法としては弟子に一方的に知識を教えるものではなく、
松蔭が弟子と一緒に意見を交わしたりしながら学んでいたそうです。
また、文学だけではなく山登りなどという体験から学ぶという形もとっていたそうです。いいですよね。共に意見を交わすということは相手のことを尊重しているということにもなるように思います。また体験から学ぶということも大切ですね。
やってみなければ分からないことばかりですね。



これは松下村塾の近くにあった「孝行竹」です。この竹は横にはびこらずに、親竹の周りにのみ竹の子が育つのだそうです。なので、親を守る竹で、孝行竹というそうです。吉田松陰が親孝行で、竹も愛したという記録があることから、寄贈されたそうです。



松蔭神社にも行きました。


その次は萩城跡へ。遠足で訪れていたのか分かりませんが、たくさんの中学生に囲まれました。いいですね。男女のグループで活動しているようでしたが、男女の距離感がなんとも中学生らしくで、こちらまでドキドキしました。



図書館が目に入ったので、ついつい寄ってしまいました。机や椅子がしっかり用意されていました。このような場所がちゃんと用意されているのはいいですね。きっといい図書館だと思います。きっと。


図書館と同じ敷地には公園もありました。水が循環していて、夏場は最高だと思われます。水の中に入って一人はしゃぎましたが、この日は寒かった。


次は萩城城下町へ。


ここには「江戸屋横丁」、「伊勢屋横丁」、「菊屋横丁」という通りがあります。菊屋横丁は日本の道100選にも選ばれているそうです。



これは、確か伊勢屋横丁です。


江戸屋横丁には木戸孝允の誕生地があります。


この円政寺というもの江戸屋横丁にあったのですが、ここの近くには来年の大河ドラマ「花燃ゆ」で井上真央さんが演じる吉田松陰の妹の文さんが住んでおられたそうです。


菊屋横丁には高杉晋作誕生地も。





あ、お昼は友人がどうしても行きたかったという「萩しーまーと」という道の駅で海鮮丼を頂きました。美味しかったー!!


充実の旅でありました。