今回は新幹線に乗りたいという気持ちも強かったので、広島から京都まで
のぞみに乗り、1時間50分ほどの新幹線も楽しみました。
まず向かったのは平等院鳳凰堂です。少し前に読んだ本にこの平等院鳳凰堂と
極楽浄土について書かれてあったので、
ぜひ見てみたいと思ったので行ってみることにしました。
かなり気持ちの高まる場所でした。
寺田屋といえば有名なのが、坂本竜馬が暗殺されかけた場所ということですね。
夜中に京都伏見奉行の者たちが寺田屋に踏み込み、竜馬を暗殺しようとしますが、
竜馬は拳銃などで応戦し、なんとか逃げ切ります。
その弾痕や刀痕が寺田屋には残っていて、なんとも竜馬を感じる場所になっています。
しかし、どうも本物の寺田屋は鳥羽伏見の戦いで燃えてしまっているというのが
事実なようで、現在残っているものは後に再建されたもののようです。
でも、いいのです。気持ちが大切ですから!
(表札に寺田屋 坂本龍馬と書いてあるのがなんともユーモアを感じます)
坂本竜馬の墓は京都にあり、維新の道というなかなかの坂道を上がった先にある
東山霊山という場所にあります。ここには霊山護国神社があるのですが、
そこには1043名もの維新志士たちが弔われていて、その中には今、大河ドラマにも
登場している、高杉晋作や桂小五郎、久坂玄瑞の名前もありました。
竜馬の墓からは京都の町を眺めることができます。京都の町を見ながらか眠って
いるのかもしれませんね。
近くにあった霊山歴史館にも行きました。幕末で活躍した人々の紹介や
展示もあり、かなり楽しめました。
最後に訪れたのは「建仁寺」です。
建仁寺は1202年に源頼家によって創建されたお寺です。
お寺の中は撮影自由ということでした。これは嬉しいですね。
入ってすぐ、あの有名な「風神雷神図」がありました。
たっぷりととられた余白が広い空間を暗示し、風神雷神のダイナミックさを
引き立てているそうです。複製らしいのですが、
その迫力はかなりなもので、ずっとその前で座っていてもいいようなそんな気分にさせて
くれました。
庭もかなりきれいでした。
そして、一番見たかったのがこの双龍図です。大きな天井一面にこの龍の絵が
描かれているのはなんとも圧巻です。龍は仏教を守護する八部衆(仏法を守護する8神)とされ、「龍神」とも言われているそうです。そのため、多くのお寺では
法堂という大衆に仏法を説く場所に描かれているそうです。これは龍が水をつかさどる
ことから「火災から守る」という意味が込められているそうです。
建仁寺のこの龍は2002年に創建800年を記念して描かれたものです。
1泊でしたが、とても楽しめました。
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