2015年6月14日日曜日

やりはじめないと

ほぼ日手帳を使って2年目になります。1ページ1日なのですが、
そのページの下の部分に「日々のことば」というスペースが
あり、そこにほぼ日サイトに掲載されたインタビュー、対談、言葉の
中から印象的な言葉が掲載されています。
その「日々のことば」の中のひとつを最近、よく思い出しています。


『やりはじめないと、やる気は出ません。
脳の側坐核が活動するとやる気が出るのですが、
側坐核は、何かをやりはじめないと活動しないので』

なんだか、びびっときませんか?
これは池谷裕二さんという方の言葉です。
「脳には妙なクセがある」という様々な
脳に関する研究結果を分かりやすく解説してある
本なんかを書いておられます。


で、この言葉を見つけてから、このことを結構意識したりします。
「あ〜あれ、やっておかなきゃならなかったな〜」
ということってありますよね。
面倒だな〜と思いながらもしなきゃいけない。
でも、面倒だからなかなか動けない。
でも、しなきゃいけないから(しておきたいから)、ずっと
心の奥に残って、こちらに揺さぶりをかけてきます。
そんな時に、この言葉を思い出して、
「とりあえず動いてみるか」と腰をあげると、
だんだんスイッチが入って、始める前よりも割と
積極的に取り組んでいたりして、楽しくなっていたります。
きっと側坐核が動いているのでしょうね。


動かないとやる気が出ないを体験して知っているのに、
それでも「ん〜面倒だな〜」と思ってしまう自分がおもしろいですね。
でも、そんな体験を繰り返していくと、「動けば、楽しくなるさ」と
より思えてくるかもしれませんね。


昔ある人が「体から脳を支配する」ということを
言っておられました。当時はそのことがどういうことか
さっぱり分からなかったのですが、
この側坐核の話はそんなことと通じてくるのかもしれませんね。


「とりあえず動いてみる
そして(だから)楽しくなる」は覚えておきたいなと思います。






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