2012年2月20日月曜日

名越セミナー

大雪の中、松江で行われた精神科医 名越康文先生のセミナーに参加してきました。何冊か著書を読んだり、ラジオを聴いたり、テレビで見かけたりしていたので名越先生に実際にお会いできて少し感動しました。
直接、お話をした訳ではないんですが、名越先生が出す雰囲気をすごく感じました。これってやっぱり実際に会ってみないと分からないものだと思うんです。そして、その雰囲気がいいんですよね。人として魅力的だし、信用のできる人っていう雰囲気、匂いがでているんです。
それを感じれただけでも意味のある時間でした。


セミナーの内容も名越先生がかいつまんで話をしますと言われた通りに進んでいきましたが、それでもおもしろかった。ご自身で今までで一番、言いたい事が詰まっていますと話していた最新刊を読まずにはいられなくなる話の内容でした(早速、注文しました)。


前半はうつ病についてのお話でした。うつ病の人は常に妄想をしているということ。これ、自動思考とも言うらしいのですが、常にネガティブな妄想を膨らまし続けている、だから不登校の子も実は布団の中で登校しているんだということになるんです。

「あぁ〜今頃大嫌いな数学の授業か...」なんてな感じで布団の中でも妄想している。そうやってムダな事を考えてどんどんエネルギーを消費していっている。この感覚、なにもうつ病の人だけではなく、僕らにも当てはまりますよね。


この感情って怒りにも通じるんだそうです。「授業なんてなくなればいいのに、学校なんてなくなってしまえ」確かに、怒りの感情ですよね。他にも軽蔑なんかも怒りの一つだし、ちょっとした「イラッ」とか「ムッ!」という感情も同然怒りだと。

そうなると僕たちは毎日そんな怒りの感情を抱いて、どんどんエネルギーを消費していることになりますよね。

怒りというエネルギーはネガティブな感情しか生みませんよね。その怒りの感情を上手くコントロールする術も少し教えていただきました。

まだまだ、ここでは書ききれませんが、とてもおもしろ話の連続でした。これから届く本を読んだ時に今回のセミナーの時の話とどのようにリンクしていくのか楽しみです。

そしてセミナー後にはおいしいパン屋さんでお腹も満たしました。

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