2014年5月28日水曜日

いい睡眠

眠ることの大切さについて多くの情報があったり、
いろいろなところから、様々な人からその大切さは結構聞いたりします。
そんなこともあってか、「睡眠は大切なんだ」ということは当然のことのように受けとめていました。でも、それは分かった気になっていただけで、実際には睡眠を思っている以上に大切に考えていなかったんですよね。
そんなことを「いい睡眠があたなを10歳若くする」
という本を読んで思い知らされました。


この本は、睡眠の大切さや、効果的な睡眠の方法が分かりやすくまとめてあるので、
「やらなければ」というより、「やってみたくなる」そんな内容が詰まった一冊です。
具体的な内容を少し紹介します。


まず、統計的に7〜8時間睡眠の人の寿命が高いということです。
短いのはもちろんですが、長過ぎる睡眠もあまりよくないそうです。
4時間睡眠未満の人は7時間睡眠の人と比べると男女とも
1.6倍も死亡リスクが高まるそうです...こわい、こわい。


また、睡眠時間だけでなく、適正な睡眠をとることも大切なんだそうです。
人や動物は体のなかにリズムをもっているといいます。そのリズムに合わせて生理活動を行っているんだとか。このリズムをサーカディアン・リズムといいます。
なんだか聞いたことのある名前ですよね。
そのリズムの中で交感神経と副交感神経というものも関わってくるのそうです。
ざっくりな説明でいきますと、日中の活動的な時間は交感神経が優位になっているため、しゃっきんと動けるようです。
そして、夕方になるにつれ、だんだんと副交感神経が優位になり、
体はお休みモードに突入!つまり、交感神経の時は人は活動的で、
副交感神経の時はリラックスモードになるみたいな感じでしょうか。
入眠に向けて、副交感神経を優位にしていかなけばいけないのですが、
ここでパソコンやテレビの強い光を夜遅くまで浴びていたり、
遅くに飲食をすると交感神経が刺激されてしまい、
眠りに悪影響を及ぼすようなのです。
僕もそうなのですが、これ、結構やってしまっていますね。
完全にこれらを「しない!」とするのは難しいのかもしれませんが、少し意識をするだけで快適な睡眠を得られそうですね。


あ、あと、これは有名ですが、朝起きた時に太陽の光を浴びることで
サーガディアン・リズムがリセットされるそうです。
それに起きた時の副交感神経が優位な状況が、朝日を浴びることで、
交感神経に切り替わっていくそうで、スムーズに活動に入れるそうです。
これ、晴れてなくても、雨の日でもいいそうです。
毎朝の窓越しの朝日は日課にしたいですね。


眠ることの大切さは分かっているつもりなのですが、
実際は調子にのって、「ま、大丈夫でしょ」と
若さの力を借りていることがあります。
知らず、知らずのうちに体に負荷はかかっているんですね。


最後にざーっと。
きちんと睡眠をとらないと、太りやすくなったり、免疫力が落ちたり、
肌や髪の元気がなくなったり、心疾患や脳卒中のリスクが高まったり、老化...
自分を脅すのはこれくらいにしておきます。
寝るぞー。

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